好きじゃないのに付き合うのは最低?経験者が語る後悔と傷の残り方

好きじゃないのに付き合うなんて、最低。
私も、そう思ってた。声を大にして言えるくらいには。
それが、自分がその立場に立ったとき、驚くほど簡単にやってしまう。理屈じゃないのよ。

目次

最低だと思っていた側に、自分が回った

寂しさと優しさが重なった夜に始まった関係

前の関係が終わったばかりで、心に穴が空いていた時期。そこに優しくしてくれる人が現れた。
気持ちは、動かなかった。それでも、このまま一人は寂しい、という理由だけで交際を始めてしまった。
相手は本気で好きになってくれていた。こちらの心は、いつまで経っても追いつかない。
結局、相手を傷つけただけだった、とその人は言っていた。
好きじゃないのに付き合うのは、相手の時間を奪う行為。この表現が、いちばん的確だと思う。

心が追いつくのを待っていた時間

始めた時点では、悪意なんてゼロなのよ。ここが厄介なところ。
むしろ、これから好きになるつもりでいる。誠実にやろうとしている。それでも、待っている間の毎日は、相手にとって本物の日々なわけでしょ。
こちらが試運転をしている期間、向こうは全力で走ってる。この速度差が、後から傷になる。

そのうち好きになるかも、という自分への言い聞かせ

周りがいい人だと言うから始めてみた

好きじゃない人と付き合い始めて、ずっと後悔している人の話。
周りは、いい人だよ、と言う。自分も、好きになれるかも、と期待して始めた。
ところが、どれだけ一緒にいても心が動かない。相手は一生懸命だったのに、湧いてくるのは感謝の気持ちだけ。
感謝しか出てこない時点で、それは恋愛じゃないのよ。ありがたい、申し訳ない、よくしてもらってる。この三つが並んだら、たぶん答えは出てる。

感謝しかない、と気づいてしまった日

ある日、相手から言われた。最近冷たくない?
そこで、正直に、好きになれなかった、と伝えてしまった。
相手の顔が歪んだのを見て、自分が最低な人間だと痛感したそう。
不意打ちで告げた真実は、たいてい相手を最短距離で壊す。伝える内容が同じでも、いつどう言うかで残る傷の形が変わるのよ。ここは後半でもう一度書くね。

条件で選んだ関係の行き着く先

親が喜ぶから、この年齢で一人は不安だから

友人から、好きじゃないけど付き合うことにした、と打ち明けられた人の話。
理由は、条件がいいから。親も喜ぶから。この年齢で一人は不安だから。
聞いていて、率直に最低な話だと感じたらしい。私も同じ感想を持つ。
相手の気持ちを考えたら、その理由で始めるのはあまりに不誠実でしょ。後になって、最初から好きじゃなかった、と別れを切り出される側の気持ちを想像してほしい。
好きという感情がないのに関係を持つのは、相手を利用しているのと変わらない。厳しい言い方だけど、そう思う。

とりあえずの気持ちが、相手の人生を狂わせる

実際にそうなったケースもある。
友人の彼女が、実は彼を好きじゃなかったと後から判明した話。条件がよかったから付き合っていたらしい。
彼のほうは、本気で結婚を考えていた。彼女は、とりあえず、の気持ち。
別れた後、彼が、最初から好きじゃなかったなんて最低だ、と泣いていたのを見て、話してくれた人も胸が痛んだそう。
軽い気持ちで始めた関係ほど、後で重い傷を残す。相手が本気なら、なおさら。
結婚を視野に入れていた人にとって、その数年は取り返しがつかないのよ。年齢という取り戻せないものを使っているから。

好かれていた側が知ったときの衝撃

最初から本気じゃなかった、と後から聞く

今度は、される側の話。
付き合っている間は優しくしてくれていた彼が、別れた後に、正直、最初から本気じゃなかった、と言っていたことを友人経由で知った女性がいる。
自分は本気で好きだった。相手は寂しさや都合で付き合っていただけ。
怒りと悲しさが同時に来て、しばらく立ち直れなかったそう。

自分の気持ちを軽く扱われた感覚

この場合の傷は、失恋の痛みとは種類が違うのよ。
過去がまるごと書き換わるから。楽しかった記憶も、優しかった場面も、全部が演技だったんじゃないかと疑わしくなる。
別れの痛みは時間で薄れる。でも、記憶を疑う癖は残る。次の恋で、相手の優しさを素直に受け取れなくなる人を、私は何人も見てきた。
だから、後から真実を伝えるのは、優しさじゃない。あれは告白する側が楽になりたいだけなのよ。

俺のこと好き、と聞かれて詰まった瞬間

安心できる存在として扱っていた自覚

恋愛に疲れていた時期に、好きでもない人と付き合い始めた人の話。
一人が寂しくて、誰かと繋がっていたい気持ちが強かった。相手は本気で好きでいてくれた。それなのに、こちらは相手を安心できる存在として置いていただけ。
あるとき、相手が聞いてきた。俺のこと好き?
答えに詰まった。その数秒で、自分がどれだけ不誠実だったかに気づいたそう。

答えられない時点で、答えは出ている

好き、という言葉が反射で出ないなら、それが結論なのよ。
考えている時間、探している言葉。あれ全部、相手にも伝わってる。聞いた側は、沈黙の長さで理解してるから。
好意を都合よく消費していただけだった。その人の言葉です。
自覚がある人は、まだいい。自覚がないまま何年も続ける人のほうが、たぶん多い。

もし今その状態にいるなら

好きになれる可能性を測る期限を切る

ここからは、責めるだけじゃ意味がないので実務的な話をするね。
今まさに、好きじゃないまま付き合っている人へ。まず、期限を決めてほしい。
三ヶ月でいい。その間、相手と会う時間をちゃんと作って、真剣に向き合ってみる。それでも気持ちが動かないなら、そこで判断する。
だらだら続けるのがいちばん罪深いのよ。相手の時間を無限に使うことになるから。
判定基準も置いておく。相手が他の誰かと楽しそうにしていたとき、何も感じないなら、たぶん動かない。会う予定が入ったとき、面倒だと感じる回数が上回っているなら、もういいよ。

伝え方で、傷の深さは変えられる

別れると決めたときの伝え方について。
最初から好きじゃなかった、これだけは言わないであげて。
真実だとしても、相手が過ごした時間を全部無効にする言葉だから。事実を打ち明けて楽になるのはこちらだけなのよ。
言うべきなのは、今の自分の気持ちが続かないこと。それだけで足りる。過去を否定する必要はない。
それと、別れる前に第三者に事情を話さないこと。友人経由で伝わるのが、いちばん残酷なパターンだから。

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この記事を書いた人

体験ベースの恋活ナビ編集部です。
令和のリアルな出会い事情、デートまでの心理戦、別れ方まで、すべて体験ベースで本気で恋活・婚活したい人に届ける本音ラボ。

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