恋愛に自信ない男の心理と特徴、本音でわかる自信のつけ方

目次

恋愛に自信ない男の心理は、過去の小さな傷から動き出す

自信のなさは生まれつきの性格というより、昔のひとつの場面から芽を出していました。

中学のバレンタインが、34歳の今も消えない

陽介さんの場合、それは中学時代のバレンタインでした。
クラスの女の子から、チョコをもらえなかった。
たったそれだけの記憶が、今も彼の中に居座っています。
大学でも彼女はできず、20代後半でようやく初めての恋人ができた。
ところが、もっと積極的に誘ってよと言われて、その恋は終わりました。

自分は女性に好かれるタイプじゃない。
そう言い切るときの陽介さんは、妙に慣れた口ぶりです。
何百回も自分に言い聞かせてきた、すり減った言葉の響き。
好きな人ができても、どうせ無理だと一歩目を先送りにする。
大人になった今も、中学生の自分が描いた古い地図を頼りに歩いているわけです。

一度振られた記憶が、次の一歩に鍵をかける

締め切り明けの深夜、コンビニのおでんをつつきながら。
後輩ライターで27歳の颯太くんが、昔の告白の話をしてくれました。
勇気を出して想いを伝え、返ってきたのは、ごめんなさい。
もう二度と、あの思いはしたくない。
その日から、好きになるほどブレーキを踏む足に力が入るようになった。

制作会社のディレクター、39歳の健太さんも、始まりは一度の告白でした。
付き合ってくださいと伝えて、断られた。
そこから、自分なんかが選ばれるわけがないという声が、頭の中に住みついた。

ファッション系インフルエンサーの隼人くんは29歳。
画面の中では、いつも自信たっぷりに見える人です。
そんな彼がメイク待ちの間に漏らした話に、正直言って耳を疑いました。
過去に言われた、あなたとは友達としてしか見れない、という台詞。
以来、本気で好きになっても結局は友達止まりだと、最初から決めつけている。

断られた出来事より、そのあと自分に下した判決のほうが、ずっと長く効いてくる。
たった一回の失恋なのに、有罪の宣告を毎朝自分で読み上げているようなもの。

仕事では堂々としているのに、恋になると縮こまる理由

不思議なのは、10人のうち何人もが、仕事では頼られる側にいること。
陽介さんは撮影の声がかかり続けているし、健太さんはチームを率いるリーダー。
31歳の亮さんも、編集部のサイトを支えて成果を出し続けるエンジニアです。
なのに恋愛の話題になった途端、三人そろって背中が丸くなる。

仕事には、納期や数字という評価のものさしがあります。
恋愛は、採点基準を誰も配ってくれない試験みたいなものです。
しかも採点するのはたった一人で、その人の頭の中はのぞけない。
仕事の自信が恋に持ち越せないのは、能力の差じゃなく、ルールが見えないせい。
ここだけは、声を大にして言っておきたいんだよなぁ。

自信がない男性に表れる、恋愛中の特徴と行動

自信のなさがにじむ場面は、まさかと思うほど似通っていました。

LINEを書いては消し、届いた返信を読み返し続ける

陽介さんのスマホには、送信ボタンを押されずに眠る下書きがいくつもあります。
迷惑じゃないか。重すぎないか。
文面をいじっては消すうちに、日付が変わっていた夜もあった。
布団に入っても、頭の中では一文目がぐるぐる回り続ける。
恋人ができてからは、既読のあと返事が来ないだけで、冷めたのかなと考え込む始末。
偉そうに書いている私も、好きな人への短い返信に一時間かけた過去があるんだけどさ(泣)

スタイリストの誠さんは、届いたLINEを開いては閉じ、また開く人。
句読点ひとつ、スタンプの種類ひとつに、本心が隠れていないかと目を凝らす。

料理系インフルエンサーの大輔さんは36歳で、20代の恋はどれも短く終わっています。
返信が遅いと、嫌われたとすぐ決めつけてしまう。
そうなると、次の一通がどうしても打てない。
自分に魅力がないから、相手は仕方なく付き合ってくれているだけかもしれない。
そんな疑いまで顔を出すんだから、指が動かないのも無理はないよね。

ここまでくると、LINEは連絡の道具じゃなく、自分の価値を判定する装置です。
私がすすめたいのは、下書きは2回まで、送ったら画面を伏せる、という自分ルール。
文面を磨き続けても、伝わる気持ちは一通目とたいして変わらないんだから。

何でもいいよ、が口ぐせになって自分が消えていく

健太さんは、デートで何が食べたいか聞かれると、決まって何でもいいよと返します。
好みを口にしたら、わがままだと思われそうだから。
予定はいつも相手に合わせ、機嫌を損ねないよう、自分の気持ちにはふたをしてきた。
「合わせてるうちにさ、自分が何したいのか、わかんなくなっちゃって」
笑いながら話す健太さんの声は、最後のほうだけかすれていました。

亮さんの話も、根っこは同じです。
過去に、価値観が合わないと言われたことがある。
それからというもの、意見は喉の手前で引っ込めるのが当たり前になった。
胸の内を明かせば、重く受け取られる気がして。

相手を映す鏡に徹するほど、鏡の中から自分の姿が薄れていく。
相手が知りたいのは鏡じゃなくて、その裏側にいるあなたなのにね。

頭の中のライバルと比べて、勝手に身を引く

撮影アシスタントの蓮くんは26歳。
ロケ弁のふたを開けたまま、箸を持つのも忘れて語り出したのは、大学時代の恋。
順調だったのは、最初のうちだけ。
彼女が他の男の話をするたび、自分より上の誰かを思い浮かべて、勝手に沈んでいった。
連絡の回数を減らした末に届いたのは、なんか距離を感じる、という別れの言葉です。
あれ以来、自分は選ばれない側の人間だと決めてしまった。
誰かに惹かれても、誘ったら迷惑だろうと何もしない。
友達の恋バナには、いいなと思いつつ、自分には関係ない話だと線を引く。

亮さんも、心が動いた瞬間に、もっと条件のいい男がいるはずだと引き下がる人。
友達の彼女自慢は、別の世界のニュースとして聞き流す。
面識もない蓮くんと亮さんの反応が、ここまで重なるなんて。
ペンを持つ手が、思わず宙に浮きました。

心理学には、予言の自己成就という言葉があります。
選ばれないと信じて、自分から距離を取る。
離れていく相手の背中を見て、やっぱりね、とうなずく。
蓮くんの別れ方は、まさにこの流れそのもの。
しかも比べている相手は、実在の誰かじゃない。
頭の中で勝手に盛られた架空のライバル相手に、ひとりで負け続けているんです。

相手の笑顔を、社交辞令だと疑ってしまう

颯太くんは、マッチングアプリのプロフィールを書くのに何日もかかった人です。
自分の写真を見ては、これじゃ誰もいいねしてくれないと撮り直す。
マッチしても、最初の一通で指が固まる。
(何を書けばいいんだよ…)
悩み抜いて送れたのは、よろしくお願いします、だけ。
当日は緊張で声がしぼみ、相手の笑顔さえ社交辞令に見えてくる。
別れ際、心臓の音がドクドクと耳の奥まで響く。
なのに口から出たのは、また会いたい、じゃなく、じゃあ、またね。
魅力のない自分に、相手が本気になるはずがない。
そんな思い込みが、最後のひと言を飲み込ませる。

隼人くんの今の恋は、聞いていて椅子から腰が浮きそうになる展開でした(笑)
アプリで出会った女性と何度か会っていて、性格もいいし話も合う。
なんと相手のほうから、また会いたいと言われている!
(いや、もう答え出てるでしょ!)
それでも隼人くんは社交辞令を疑い、返信までに妙な間を空けてしまう。
次のデートも、自分からは切り出せないまま。
「自信がないまま付き合ったら、相手を振り回しそうで怖いんですよ」

疑い深さは、傷つかないための傘。
でも晴れた日まで傘を差していたら、相手からはあなたの顔が見えません。

女性から見た、恋愛に自信がない男性の遠慮と好意

気遣いのつもりが、無関心に見えてしまう

女の私から言わせてもらうと、ここがもったいなさすぎる。
蓮くんは、女性と話していると次の話題探しで頭がいっぱいになるタイプ。
本人は必死に会話をつないでいるつもり。
なのに相手の目には、自分に興味がない人として映る。

大輔さんも、楽しませなきゃと考えすぎて、相手の話が耳に入らなくなる。
恋人から突然、何か不安そうだね、と言われた瞬間。
手のひらがじっとりと汗で湿っていくのがわかった、と大輔さんは振り返ります。
そこから二人の会話は、歯車がずれたようにかみ合わなくなっていった。
「自信がない俺のほうが、相手を不安にさせてたんだよな」

取材メモをめくっていて、手が止まった箇所があります。
陽介さんと大輔さんは、別々の恋人から、ほとんど同じ言葉を言われていた。
もっと積極的に。
私なりに訳すなら、あれは強引さを求めた言葉じゃない。
あなたの気持ちが見えなくて、こっちばかり手探りなのよ、という合図です。
心の中でどれだけ相手を想っていても、黙っていれば届くのはゼロ。
厳しく聞こえるかもしれないけれど、ここを知っているだけで恋の進み方は変わるわ。

自信がない男性の好意は、迷った跡に出る

ここからは、自信がない男性に心を寄せている女性へ。
彼らの好意は、強引な誘いの形ではまず表れません。
そのかわり、迷いの跡にこそ本音が残る。
返信は遅いのに、文面はやけに丁寧。
自分の話はしないのに、こちらが話したことを細かく覚えている。
会う日取りは、決まってこちらの都合優先。
どれも、気持ちがないから起きることじゃない。
あれだけの打ち明け話を聞いた今なら、胸を張って言い切れます。

距離を縮めたいなら、何がいいかを広く聞くより、和食とイタリアンの二択で渡すのが近道。
選ぶだけでいいとわかれば、彼らの口はずいぶん軽くなるから。

相手の話を最後まで聞き、言葉を選び、短いLINEにさえ手間をかける。
強引に手を引く人より、隣で歩幅を合わせてくれる人がいい。
そう願う女性には、この慎重さがそのまま安心として届くんですよね。
物足りなさに変わるかどうかは、相性しだいだけれど。

40代の婚活と再婚で、自信のなさが深くなるとき

40代になると、自信のなさに過去の結婚や離婚の記憶まで絡みついてきます。

大したことないですよ、が自分の値札を下げていく

誠さんは離婚を経て、41歳で婚活を始めました。
お見合いで仕事を聞かれるたび、口をつくのは、大したことないですよ、という返事。
前の結婚生活で言われた、もっと頼もしくしてよ、という一言が、今も耳から離れない。
聞き上手なのに、意見を求められた途端、嫌われない答えを探しにいくのもそのせい。
この歳で自信がないなんて情けないよな、と苦笑いした誠さん。
紙コップのコーヒーをマドラーで回し続ける手だけが、やけに忙しそうでした。

謙遜のつもりのその返事は、自分の値札に値引きシールを重ねていくのと同じ。
相手の胸に残るのは、控えめさより、この人は自分を大事にしていないのかなという違和感。
職業の話になったら、好きなところを一点だけ添えればいい。
服が決まった瞬間のモデルの顔が好きなんです、くらいのひと言で十分。

年齢と過去を理由に、自分を後回しにしない

校正を担当してくれる45歳の誠一さんは、一度結婚して、すぐに別れた過去を持つ人です。
年齢にも、恋愛経験の少なさにも、自信が持てない。
再婚を考えて臨んだお見合いで、この人となら一緒にいられそうだと感じた相手もいた。
けれど頭をよぎるのは、収入や見た目で自分が選ばれるのか、という計算。
熱心に話を聞いてもらっても、気を使わせているにすぎないと勘ぐる。
いい大人がこれでは相手に失礼だと、自分を責めるほど肩に力が入った。
やがて相手がこぼしたのは、何か遠慮しているみたい、という言葉。
関係は、その先へ進んでいません。
原因に自覚があっても止められないのが、この悩みのしぶといところ。

年齢を重ねた分、失敗の数が増えるのは当たり前。
でも、昔の結婚で浴びた言葉を、目の前の人は一度も口にしていない。
過去の声と今の相手を切り離せたとき、この年代の婚活は前へ転がり始めます。
私はそう確信しています。

恋愛に自信がない男が、自信をつけるための4つの行動

自信を育てたいなら、最初に手放してほしい考えがひとつあります。

自信がついてから動く、という順番を捨てる

スタジオでアルバイトをしている23歳の悠くんは、搬入口での休憩中にこうこぼしました。
「経験がないから自信もないし、自信がないから経験も積めないんですよね」
高校の頃から、周りにモテないと言われ続けてきた。
好きな子のSNSをのぞいては、声をかける前から白旗。
告白して断られたら居づらくなると想像するうちに、何もしないまま卒業を迎えた。
今のアルバイト先には、少し話の合う女性がいる。
でも自分から誘ったら変に思われそうで、シフトが重なる日を待つだけの毎日。

このループを抜けるには、自信ゼロのまま、半歩だけ動くしかありません。
自信って、先にレジで買えるものじゃないのよ。
動いたあとに、レシートみたいに手元に残るもの。
悠くんなら、次のシフトの休憩中に、好きな食べ物の話をひとつ振るだけでいい。
デートに誘うのは、その先でかまわないし。

別れ際のひと言だけは、家を出る前に決めておく

颯太くんは別れ際に、隼人くんは次の約束で、いつも言葉に詰まる。
その場で一から考えようとするから、緊張にのまれるんです。
だったら、最後に言う一文だけは、玄関で靴を履く前に用意しておけばいい。
今日すごく楽しかった、次も会いたい。
隼人くんなら、そこに次はどこへ行こうか、を足すだけ。
決めてある言葉なら、声が震えても最後まで言い切れるから。

好みをひとつだけ、声に出してみる

相手に合わせる返事ばかりの毎日から抜けるのは、意外と簡単です。
今日は魚の気分かも、とひとつだけ口にしてみる。
それだけで相手は、あなたという人の手ざわりを初めてつかめる。
自分が何をしたいのかわからなくなった、と笑っていた健太さん。
あの迷子の状態から抜け出す入口は、こういう小さな言葉の中にあります。
意見を飲み込みがちな亮さんのような人こそ、食べ物の好みから試してほしい。
ラーメンの好みで誰かが傷つくことなんて、まずないじゃん。

緊張していることを、隠さず言葉にして渡す

最後は、私がいちばん推したいやり方。
自信のなさも緊張も、ひと言にして先に相手へ渡しておく。
「こういうの慣れてなくて、変な間があったらごめんね」
大輔さんが言われた、不安そう。
誠一さんが言われた、遠慮しているみたい。
どちらも、理由の見えない沈黙に相手が戸惑っていたサイン。
わけさえ伝われば、沈黙は誠実さに変わる。
隠せば距離になって、明かせば信頼になる。
振り回すのが怖いと漏らした隼人くんにこそ、この台詞を持たせたいなぁ。

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この記事を書いた人

体験ベースの恋活ナビ編集部です。
令和のリアルな出会い事情、デートまでの心理戦、別れ方まで、すべて体験ベースで本気で恋活・婚活したい人に届ける本音ラボ。

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