デートにカバンは必要?手ぶらでOK?男女で違う持ち物の正解

ズボンの両ポケットが、握りこぶしほどに膨れている。
歩くたび、鍵の束が太ももに当たってカチャカチャ鳴った。
照明スタッフのしんや、34歳のデートの日の話です。
スマホに財布、鍵、ハンカチ、ティッシュ。
全部ポケットに押し込んで、本人は身軽なつもりでいたんだよね。
それ、重くない?
彼女にそう聞かれて、ちょっとね、と笑ってごまかすしかなかった。
ショーウィンドウに映った自分は、片方の肩だけ下がっていたって。
うわ、このシルエット、絶対見られてる…
帰り際には、次はバッグ持ってきたほうがいいよ、とひと言。
確かに、と返すのが精いっぱいだった。

デートにカバンは要るのか、手ぶらで行っていいのか。
出かける直前、靴を片方履いたまま玄関で固まる人、意外といるじゃん?
荷物が多いと野暮ったいし、少なすぎると出先で困りそうだし。
本当に気になっているのは、荷物の量より相手の目にどう映るかじゃない?

目次

デートにカバンは必要?男女で答えが分かれる理由

手ぶらで来る男性は珍しくない

カメラマンのけんじは32歳。
デートには、いつも何も持たずに出かけます。
スマホと財布と鍵、以上。
女性陣の話にも、手ぶらで待ち合わせに現れる彼が何人も登場した。
男性の服はポケットが多いし、化粧直しの道具もいらない。
手ぶらが無理なく成り立つのは、この服の事情が大きいんですよね。
手ぶらで来た彼に引いた、と話す女性は今回ひとりもいなかった。
むしろ、荷物を持ってくれた、手を繋ぎやすかった、と好意的な声ばかり。
男性の手ぶらは、だらしなさより余裕として映るんです。
ただし、ポケットに入る量には限りがある。
そこを越えた瞬間、しんやの二の舞です。

女性の手ぶらは、私ならすすめない

一方の女性陣は、ほぼ全員が小ぶりなバッグを肩にかけていた。
食事のあとのリップ、汗をおさえるハンカチ、髪を整える小さな鏡。
どれも手のひらには収まりきらないじゃんね。
ワンピースやスカートだと、最初からポケットがない服も多いし。
男性は手ぶらでもいい、女性は小さなバッグをひとつ。
今回いちばんうまく回っていたのは、この組み合わせでした。
女性まで手ぶらだと、困ったときに頼れる荷物が二人ともゼロ。
これだけは私、迷わず止めます。

手ぶらがデートで光った瞬間

荷物持とうか?が言えるのは、手が空いている人

読者モデルのみさきは、26歳。
初デートの相手は手ぶらで、彼女は小さめのショルダーバッグだった。
歩き出してすぐ、荷物、持とうか?と彼が手を差し出したの。
(え、こんなに軽いのに?)
少しだけ預けると、彼はそれを肩にかけて歩き出した。
自分のバッグが、彼の肩の上でやけに小さく見える。
手ぶらのほうが動きやすいよね、と彼。
確かに両手が空いてるほうが楽かも、とみさき。
帰り際、彼はもう一度バッグを持ってくれた。
受け渡しの一瞬、指先が触れて胸がキュッと縮んだことも、照れながら話してくれました。
荷物が少ない人には、気軽に手伝ってもらえる隙がある。
それが、みさきの実感です。

けんじの話は、預かる側から見た景色。
デートの途中で、ティッシュある?と相手に聞かれた。
ポケットから一枚取り出すと、持っててよかった、と彼女が笑う。
しばらくして今度は、重いから持って、と彼女のバッグが回ってきた。
両手が空いていたから、迷わず受け取れたんだって。
これくらいなら大丈夫だよ、と歩きながら軽口まで叩けたし。
預けやすい人かどうかは、案外こういう一瞬で決まるもの。

手ぶらの彼に荷物を頼むのは、図々しいことじゃない。
けんじの相手なんて、持って、のひと言で渡していたくらい。
あれくらい軽い頼み方のほうが、受け取る側も構えずに済むっしょ。
空いている手は、頼られるのを待っている手でもある。

空いた両手が、手を繋ぐきっかけに

ヘアメイクのゆうかは27歳。
その日はトートバッグを提げて、待ち合わせ場所へ向かった。
相手は手ぶら。
荷物、重い?と聞かれて、ちょっとだけと答えた途端、彼の手が伸びてきたの。
トートはそのまま彼の肩へ。
両手が空くと、手を繋ぐまではあっという間でした。
彼は、手ぶらって楽だねと笑う。
でも最低限は持ってたほうが安心かも、とゆうかが返す。
そんな会話をしながら、彼はほとんど一日じゅう荷物を預かってくれた。
帰りも駅の改札まで、トートは彼の肩の上。
荷物の行き先ひとつで、手の行き場が変わるわけ。
地味だけど、これがデートの空気を左右するんだよなぁ。

手ぶらで困るのは、こんな場面

モバイルバッテリー1本に救われた日

後輩スタッフのりくは、29歳。
出かける前、手ぶらにするか本気で迷ったんです。
ポケットに入る量なんて、たかが知れている。
ハンカチもティッシュもないのは、さすがに落ち着かないし。
結局、小さなボディバッグをひとつ斜めがけにして出た。
それ便利そう、と相手。
最低限は入れておいたほうがいいね、とりく。
デートの途中で、相手がスマホを見つめたまま固まった。
充電、切れてる…。
りくはバッグからモバイルバッテリーを取り出して、そのまま手渡した。
ありがとう、と受け取る相手の声が少し上ずる。
(あっぶな、手ぶらだったら完全に詰んでた)
画面がもう一度光ったときの相手の顔、今でも思い出せるって。
帰りの乗り換えも、店の地図も、全部スマホ頼みじゃん?
充電切れは、二人そろって迷子になる一歩手前なんだよ!

ポケットに頼った手ぶらは、見た目が重い

冒頭のしんやの話、まだ終わりじゃないんです。
手ぶらというより、ポケットがカバン代わりになっていたんですよね。
歩くほど、姿勢が崩れていくのが自分でもわかった。
重みで体が片側に傾いて、背中まで丸くなる。
会話の途中でも、つい太ももに手が伸びて中身を押さえてしまう。
完全にリスの頬袋だった、と本人も言ってた(笑)
(小さいバッグひとつ、なんで持ってこなかったんだろ…)
手ぶらが身軽なのは、ポケットが平らなうちだけ。
中身の形が服の上に浮き出たら、その日はカバンを持つべき日だったってこと。

大きいカバンがデートで目立つ理由

膨らんだリュックは、思った以上に見られている

新人モデルのあいりは、24歳。
待ち合わせに現れた彼は、大きなリュックを背負っていた。
中身が詰まって、背中から丸く張り出している。
肩ひもが食い込んで、両肩が下がって見えたの。
重いの?と聞いたら、ちょっと多めに持ってきた、と彼。
あいりのほうは、小さなバッグがひとつだけ。
並んで歩いていると、どうしても視線がリュックに吸い寄せられる。
途中で彼が、そのバッグ持つよと言ってくれた。
でも、あの荷物にさらに乗せるのは気が引けて、大丈夫と断ったんだって。
帰り際、次はもっと軽くしてこよう、と彼がこぼした。
その一言で肩の力が抜けた、とあいりは言ってた。
荷物が多い人は、相手の荷物を受け取る余白までなくしてしまう。
これ、見落としがちな落とし穴じゃない?

大荷物は、持っている本人の肩にも来る

スタイリストのはるとは、31歳。
仕事柄、なんでも持ち歩くクセが抜けない人なの。
その日もずっしり重いカバンを肩にかけて、デートに向かった。
それ、重い?と相手に聞かれて、大丈夫と返す。
同じやり取りが、一日のうちに何度も繰り返された。
(大丈夫って言った手前、今さら下ろせない…)
夕方には肩の付け根が熱を持って、もう限界だったって(泣)
次はもっと小さくていいよ、と相手。
確かに荷物多すぎた、とはると。
次のデートからは小さめのバッグに替えて、中身も必要なぶんだけにした。
軽くなったね、と笑われて、歩くのがずいぶん楽になったわけ。
はぁ…何度も重い?と聞かせるのって、相手にも小さな気疲れをさせてるんだよね。

デートにちょうどいいカバンの大きさと中身

スマホと財布が入って、口が閉まれば十分

サイズの目安は、驚くほどシンプルです。
入れるのはスマホと財布、家の鍵とハンカチくらい。
これが入って、口がきちんと閉まればもう十分。
小さすぎるのも考えもので、スマホが入らないと結局手に持ち歩くはめになる。
男性なら、りくのようなボディバッグか小ぶりのショルダー。
手ぶらに近い身軽さのまま、困ったときの備えだけ持てるし。
女性は、斜めがけにして両手が空くタイプがいちばん使えるわ。
トートも悪くないけど、片方の手か肩がずっとふさがるのよね。
ゆうかのように、相手が持ってくれる流れになればそれも一興。
とはいえ、持ってもらう前提で荷物を増やすのは違うでしょ?
迷ったら、肩から下げられる小さめのバッグ。
私はこれ一択だと言い切ります。
色や素材は、その日の服に寄せるだけでいい。
平日の通勤カバンをそのまま持ってくると、休日の服から一気に浮くんですよ。

中身は、困った場面から逆算して選ぶ

何を入れるかは、今回の話に出てきた困りごとを思い出せば決まります。
ティッシュとハンカチは、男女どちらも外せない。
けんじの一枚で相手が笑ったように、ここは出番が多いんです。
手ぶら派の男性なら、ポケット一つにつき一品まで。
それ以上になったら、迷わずバッグに移す。
しんやの頬袋状態を防ぐ、いちばん手軽な線引きがこれ。
スマホの充電に不安があるなら、薄い予備バッテリーを一本。
女性なら、リップと小さな鏡くらいの化粧直しセットで足りる。
靴ずれしそうな日は、絆創膏も忍ばせておくと歩くデートで泣かずに済むよ。
逆に、念のためで入れたものは、たいてい一度も出番がない。
はるとのカバンが中身を絞っただけで見違えたのも、つまりはそういうことだわ。
出かける前に中身を一度全部出して、今日使う場面が浮かばないものは置いていく。
これだけで、肩にかかる重さがまるで別物になるっしょ。

場面別、手ぶらと小さなバッグの分かれ目

食事や映画なら、身軽なほうが会話に集中できる

インフルエンサーのことねは、25歳。
その日の相手も手ぶらで、ことね自身も小さめのバッグだけ。
これで十分だよね、と二人で言い合いながら歩いた。
途中で彼がバッグを持とうとしてくれたけど、軽いから大丈夫、と笑って断ったの。
帰り道、手ぶらのほうがデートっぽい気がする、と彼。
両手が自由なほうが自然かも、とことねもうなずいた。
荷物が少ないと、相手の顔を見て話す時間が増えるんだよね。
食事の席なら、足元や椅子の背に置ける小さなバッグで足りる。
映画なら、大きな荷物は膝の上で邪魔になるだけ。
暗い中でカバンを探る音、隣に響くと気まずくない?

ちなみに、持とうか?を断られても、落ち込む必要はゼロ。
ことねが断ったのは、本当に軽かったから。
あいりも、彼の大荷物を気づかって首を横に振っていた。
どちらも、持とうかの気持ちまで突き返したわけじゃないんだよね。
一度断られたら、それ以上は押さない。
手を差し出した時点で、気持ちはもう伝わっているから。

屋外デートと仕事帰りは、少しだけ例外

公園や海沿いを歩く日は、飲み物や日焼け止めで荷物が増えがち。
そういう日は、少し大きめのショルダーまでなら許容範囲です。
ただ、あいりの相手のように中身を詰め込むと、結局見た目が重くなる。
逆に、屋外で二人とも手ぶらは無謀です。
急な雨や喉が渇いた場面で、二人して立ち尽くすことになるし。
仕事帰りのデートは、どうしても通勤カバンがついてくるもの。
私が周りにすすめているのは、こんな動き方です。
大きいカバンは駅のロッカーに預けて、財布とスマホだけ持って向かう。
預ける場所がないなら、仕事帰りで荷物多くてごめんね、と先に言っておく。
それだけで、相手の何度も重い?は一度で済むはず。
先に聞いた側も、仕事終わりに駆けつけてくれたんだと受け取るものだからね。

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この記事を書いた人

体験ベースの恋活ナビ編集部です。
令和のリアルな出会い事情、デートまでの心理戦、別れ方まで、すべて体験ベースで本気で恋活・婚活したい人に届ける本音ラボ。

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