デートで緊張して食べれない女性はどうすればいい?嫌われない伝え方と店選び

箸がお皿の縁に当たって、カチンと小さく鳴った。
テーブルには、半分以上残ったままのパスタ。
読者モデルのさやかが、好きな人と初めて食事をした夜の光景です。
席に着いた瞬間から、胸の内側で脈がドクドク暴れていたんだって。
美味しそうだねと話しかけられても、口の中のひと口が喉を越えていかない。
(どうしよう、全然飲み込めない…)
26歳の彼女がその夜を話すとき、声は今でも少しだけかすれるのよねぇ。

デートで緊張して食べれない女って、面倒だと思われてない?
せっかく選んでくれたお店なのに、と申し訳なさで胸がいっぱいになる。
残したら失礼じゃないか、好みじゃないと誤解されないか。
家に着いてからも、その問いが頭から離れないのよね。

目次

緊張で食べられないのは失礼?男性が残ったお皿に思うこと

黙って残すと、好みじゃなかったと受け取られる

インフルエンサーのみずきは、27歳。
相手おすすめのハンバーグを前に、ほとんど手が動かなかった夜があるの。
この店のハンバーグ美味しいよと勧められても、うん、美味しそうとしか返せない。
食事の終わりに聞かれたのは、あんまり好みじゃなかった?のひと言。
本当は大好きな味。
緊張で舌が何ひとつ拾っていなかったと、あとから気づいたんです。

さやかは、帰り道で自分から切り出していたわ。
ちゃんと食べられなくてごめんね、って。
「気にしなくていいよ。緊張してるの、なんとなくわかってた」
相手の笑った横顔を見て、肩が一段下がった気がしたんだとか。
次のデートでは、お皿の残りが目に見えて減っていたの。

同じように残した夜でも、ひと言あるかないかで受け取られ方は真逆。
お皿の残りより、黙って抱え込む沈黙のほうが誤解を育てるのよ。
ここだけは、言い切っておきたいわ。

好きな人の前でだけ喉が閉じる、体のしくみ

29歳のヘアメイク、れいなの話も聞いてほしい。
彼氏ができてからも、しばらくはデートでご飯が進まなかったの。
家ではいつも通り食べられるのに、彼と向かい合った途端に空腹が消える。
トイレに行きたいとも言い出せず、ずっと我慢していた日もあったって。
カメラマンのゆいかも、二人きりの食卓だと胃が急に重くなるタイプ。
一人で食べる分には、何の問題もないのにね。

これは気持ちの弱さとは別の話。
緊張すると、体は今から何かに立ち向かう身構えのモードに入るの。
心臓や筋肉に力が回されて、胃や腸の働きは後回しにされる。
お腹が空いたという合図そのものが、脳まで届かなくなるわけ。
冷えていく指先も、ひと口ごとに重くなる胃も、全部その身構えのサインよ。
好きな人の前ほど喉が閉じるのは、相手の存在がそれだけ大きいから。
そう考えると、食べれない自分を少しは許せる気がしない?

食べ方とペースを気にした瞬間、味が消える

みずきの頭の中は、あの夜ずっと大騒ぎだったのよね。
箸の持ち方、変じゃないかな。
口の中、見えてない?
音、立ててないよね…?
ハンバーグの味より、自分の口元の実況中継で手いっぱい(笑)

31歳のスタイリスト、あやねはペースに追い詰められた側。
結婚相談所で出会った相手が、コース料理を予約してくれていたの。
前菜から少しずつ進めていたのに、メインの頃には味がまるでしない。
向かいの席では、相手がもう食べ終えて静かに待っている。
(待たせてる、早く食べなきゃ…)
焦って押し込んだひと口の重さを、今でも胃が覚えているんだって。
あとで残しちゃってごめんねと送ったら、返事はとても優しかった。
全然大丈夫、自分のペースで食べてくれてたから、と。
それなのに次に会うのが怖くなって、しばらく間を空けてしまったの(泣)

相手は少しも責めていない。
ペースを合わせようと焦るほど、喉は固く閉じていくものなのよ。

食べれない理由を正直に話した人ほど、次の約束が届いていた

箸を置いたまま打ち明けた、ほのかの初デート

32歳のほのかが連れて行かれたのは、少し背筋の伸びる高級店。
運ばれてくる料理が美しすぎて、口に入れるのが怖かったんだって。
静かな店内で、自分が飲み込む音まで響きそうで。
箸を置いたまま、相槌だけを打ち続ける。
相手にどうしたの?と聞かれて、覚悟を決めたの。
「緊張しちゃって、あんまり食べられないかも」
(言っちゃった…引かれるかな)
相手は一瞬目を丸くして、すぐにこう返した。
じゃあ無理しなくていいよ、飲み物だけでも。

そこから話題は料理を離れて、お互いの趣味へ。
気づけば窓の外が暗くなるほど話し込んでいたわ。
帰り際、また会いたいと言われた彼女は、食べられなかった後悔をその場で手放せたの。
食べることより、目の前の人と話すことに場の主役が移った瞬間よね。
その夜をまるごと救ったのは、打ち明けたあの一秒。

少食だからで済ませず、緊張という言葉を使う

さくらは25歳の撮影アシスタント。
最初のデートで、少食だからと先に伝えていたの。
ところが当日は、緊張でさらに箸が止まった。
本当に少食なんだね、と相手が笑う。
そこで、緊張もあるかもと付け加えたんです。
すると相手は、自分の分を多めに注文した。
余ったら俺が食べるよ、という言葉付きで。

少食という言葉だけだと、相手は体質の話として受け止めて終わり。
緊張の二文字が加わったとたん、相手が手を差し伸べる余地が生まれるのよ。
私がすすめたいのは、緊張と楽しいをセットで渡す言い方。
緊張してあまり入らないけど、今日すごく楽しいよ。
これなら、食べないことが興味のなさに見えないでしょ?
体質のせいにして隠すより、今日の私の状態として渡すほうが相手も動きやすいの。
謝罪は帰り道に一度だけで十分!

食べられない分は、目と相槌で好意を返す

食べれない夜にいちばん避けたいのは、興味がないと思われること。
みずきが一言しか返せなかったのは、喉と一緒に言葉まで固まっていたから。
ほのかは箸を置いたぶん、相手の顔を見て話を聞く時間が増えていたの。
相手の好きなものを質問して、返ってきた答えに大きくうなずく。
お皿が減らなくても、それだけで楽しんでいる空気は伝わるわ。

私が見てきた限り、食べる量で好意を測る男性はほとんどいないのよね。
それより、自分の話に乗ってくれたかどうかを、彼らは驚くほど覚えている。
相手のおすすめを一口だけ味見して、これ好きな味、と言葉にするのもいい。
量はひと口で十分。
感想をひとつ添えるだけで、残したお皿の意味が変わるもの。

緊張しやすい人の店選びと、前日から当日の整え方

初回はカフェか軽いランチで、お皿の存在感を小さく

24歳の後輩スタッフ、ひなたは初デートにカフェを選んだ。
食事より、飲み物だけのほうが気持ちが軽いから。
お腹空いてないの?と聞かれて、ちょっと緊張しちゃって、と正直に返したの。
相手は、じゃあ時間をかけて話そうとメニューを閉じてくれた。
コーヒーのおかわりを重ねながら、気づけば長居していたわ。
帰り際の、次はちゃんと食べられるところで会おうのひと言にも救われたんだとか。

ほのかの高級店やあやねのコースは、料理がデートの中心に居座る形。
一皿ずつ運ばれてくるから途中で止めにくく、残せば残すほど目立つのよねぇ。
初回だけは、カフェか軽めのランチで十分。
料理が脇役でいてくれる店のほうが、緊張しやすい人の味方になる。
コースしかない店なら、注文のときに量を少なめにできるか聞いてみて。
一皿目が小さいだけで、最後まで息が続くから。

シェアと取り分けで、自分の皿を空にする義務から降りる

ゆいかの彼は、デート中の小さな変化に気づける人。
今日はあんまり食べてないね、と言ったあと、無理しなくていいよと続けたの。
後でなんか軽いもの買って帰ろうか、とまで。
その瞬間、胃のあたりがじんわり緩んで、残りを少しずつ口に運べたんだって。
それ以来、メニューは二人で一緒に眺めるのが定番に。
これとこれシェアしようか、と彼のほうから声をかけてくれるの。

ひなたの2回目のデートは、軽めのランチ。
それでも半分ほどしか食べられなかったのに、気まずさはゼロ。
じゃあこっちもらうね、と相手が自然に残りを引き取ってくれたから。
一人前を空にしなくていい、と思えるだけで喉の力みはほどける。
大皿を頼んで取り分ける店は、緊張しやすい人の強い味方だわ。

前日と当日、体と頭をどう整えるか

23歳のことねは、デートの前日から食欲が消えるタイプ。
当日の朝もほとんど口にできず、待ち合わせの時間になってもお腹が鳴らない。
店でメニューを開いても、文字が頭に入ってこなかったの。
(何を頼めばいいの…何もわかんない)
口から出たのは、なんでもいいよの一言だけ。
相手が選んでくれた料理も、ひと口食べて美味しいと言ったきり手が止まった。

はぁ…この場面、聞いているだけで胃が縮んだわ。
ことねの話から私が引き出した対策は、決めることを前日に済ませておくこと。
お店のメニューを先に見て、これなら食べられそうな一品を選んでおく。
注文を相手に預けるなら、これとこれで迷ってる、と候補を渡すほうが話も弾むわ。
当日の朝は、温かいスープを数口だけでも。
空っぽのまま挑むより、胃が目を覚ましてくれるのよ。
お店に着いたら、トイレの場所を先に確かめておくのも手。
席を立つのは、何も恥ずかしいことじゃないもの。
デート以外の日も食欲の戻らない状態が長く続くなら、一度内科で相談してほしい。

食べれない彼女に気づいたときの声かけと、戻ってくる食欲

無理しなくていいは、謝られる前に言うのが効く

れいなの彼は、何度目かのデートで先回りして言ってくれた。
「無理して食べなくていいよ。残しても全然気にしないから」
謝られる前に差し出された言葉って、受け取る側の重さがまるで違う。
その日を境に、れいなは残しても大丈夫と思えるようになったの。
少しずつ量が戻り、普通の一人前を食べきれたのは付き合って1ヶ月ほどのころ。

男性側に伝えたいのは、言うタイミングの話。
相手がごめんねと言い出してからでは、もう彼女は自分を責め始めているのよね。
お皿が進まないと気づいた時点で、先に荷物を下ろさせてあげてほしい。
食べなよ、と何度も勧めるのは、彼女の喉をさらに締めつけるだけ。

体調悪い?より、ペースを預かる言葉を

ことねの相手は、心配そうに体調悪い?と聞いてきた。
優しさから出た質問なのは、ことねにもわかっていたの。
それでも答える側は、緊張しちゃって、と小さく打ち明けるしかない。
みずきが受け取った、好みじゃなかった?も同じ種類の問いよね。
理由を説明させる質問は、食べれない彼女の肩にもうひとつ荷物を載せてしまうの。

救われたと口をそろえたのは、説明のいらない言葉のほう。
飲み物だけでもいいよ、残りはもらうね、次は軽いものにしようか。
ことねも帰り際、次はもっと軽いものにしようと言われて胸のつかえが取れたの。
みずきは次のデートで、緊張で味がわからなかったと正直に伝えたわ。
相手はすぐ、今度はカジュアルな店にしようと言ってくれたんだって。
そこから少しずつ、食事の時間がほどけていったの。

食べられる日は、ちゃんと追いついてくる

さくらは何度か会ううちに、普通に食事ができるようになった。
「最初の頃より全然食べるようになったね」
そう言った相手の目尻が下がりきっていたのを、今も覚えているって。
ひなたは2回目でもまだ半分、れいなは1ヶ月ほど。
戻り方の速さは、人それぞれ。
共通していたのは、食べられない日を一人で抱えなかったことだけ。
緊張を打ち明けて相手に半分預けた人から順に、食卓の空気がやわらいでいったよ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

体験ベースの恋活ナビ編集部です。
令和のリアルな出会い事情、デートまでの心理戦、別れ方まで、すべて体験ベースで本気で恋活・婚活したい人に届ける本音ラボ。

コメント

コメントする

目次